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ページID:886
更新日:2024年2月15日
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2 民間団体と行政の業務分担
(1)民間団体によるトラブル発生予防活動
A 「空き家所有者の連絡先共有」と「顔の見えるお付き合い」の推進
市では、空き家所有者の方に
- ご近所に空き家を管理する人の連絡先を伝えること
- 空き家に行った際にはご近所に声をかけて、迷惑をかけていないか確認すること
の2点を心がけるようお願いしています。
近隣の方は、管理の様子がみられない空き家を日々見ながら、「所有者の連絡先を知らない」・「空き家を今後どうするのかわからない」が重なると不安感を持ち始めます。連絡先を知り、声を掛け合うことで近隣の方に想像以上のゆとりが生まれます。所有者の方も、空き家に何かあった場合には連絡をもらえるなど、双方にメリットがあります。
そのうえで町内・ご近隣の方々には、空き家所有者の方に
- 連絡先を伝えるように促す「おせっかい」
- 連絡票になるチラシの配布(チラシはこちらから)
を積極的にしていただくようお願いいたします。
B 空き家管理の「お手伝い」を提供
空き家所有者に代わり静岡市造園緑化協会が空き家の点検するサービスを「初年度無料」とし、2年目以降もふるさと納税の返礼品対応とすることで、多くの方に利用していただき、管理のうっかりを防止していきます。
(静岡市造園緑化協会の空き家点検についてはこちら(外部サイトへリンク))
C タイミングに合わせた「手渡す」啓発の実施
一言添えてチラシを手渡しできるように、チラシ配布に関して、民間団体との協力体制を確立しました。
- 〇施設入所時・・・ケアマネージャー、地域包括支援センター、福祉・医療の入所施設
- 〇相続時・・・おくやみ窓口、町内会・自治会
- 〇転勤・転居時・・・不動産業界、町内会・自治会
(2)行政指導の強化(トラブル解消事業)
- トリアージの導入
空き家トラブルについて、現地調査結果に基づき「トリアージ」を行い、チーム全体でアイデアを出すことで最善な対策方針を検討します。(対応方針の決定、対応のスピード感、担当者、協力関係課への依頼内容など) - 訪問指導の積極的導入
電話での指導を基本としますが、より効果を向上させるために訪問指導を積極的に導入しています。 - 困りごとに寄り添った交渉
空き家所有者の困りごとに対し『提案』を行い解決への手助けをしています。
草木トラブル0に向けた取り組みについて、わかりやすく図解しています