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国指定史跡「小島陣屋跡」
お知らせ
小島陣屋御殿書院の開館時間【令和7(2025)年4月から変更】
令和6(2024)年11月に移築復原が完了した小島陣屋御殿書院を一般公開しています。
開館日
土日祝日
- 11月から2月:9時30分から15時
- 3月から10月:9時30分から15時30分
平日
事前予約制により学校等団体見学を受け付けています。希望日の1週間前までに静岡市観光交流文化局歴史文化課埋蔵文化財係(054-221-1069。平日8時30分から17時15分)にご連絡ください。
電話連絡後、見学依頼書(ワード:32KB)を、見学希望日の3日前までに提出ください。
- 開館時間は変更の可能性があります。
- 開館時間内であっても、自然災害の発生する恐れがある場合は、臨時閉館となる場合があります。
静岡市文化財課インスタグラム公式アカウントの開設
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見学の際はご注意ください
台風15号の影響により、史跡東側の急傾斜地の一部が崩落しているため、見学の際はご注意ください。
見どころマップ
小島陣屋跡をご覧になる際には、史跡小島陣屋跡見どころマップ(PDF:1,303KB)を、ご活用ください。
一万石大名が築いた城郭風の陣屋
宝永元年(1704)、松平信治が駿河国庵原郡小島に陣屋を構えたことが小島藩の始まりです。
小島藩は、明治元年(1868)に上総国(現在の千葉県)に転封になるまでの164年間、安倍・有度・庵原の三十カ村を支配する一万石の譜代大名として、この場所で藩政を展開しました。
小島陣屋跡(上空から撮影)
小島藩は城を持つことができない一万石の小藩でしたが、その居所である陣屋は西側から南側にかけて石垣を多用した3段の曲輪を形成しており、大手口は高さ4mに達する石垣が見られるなど、城郭を思わせる造りとなっています。
3段の曲郭
大手石垣
このように、城郭を思わせる石垣が良好に残るなど江戸時代中期における大名陣屋の在り方と構造を知る上で貴重であることが評価され、平成18(2006)年7月28日に国指定史跡に指定されました。
- 史跡小島陣屋跡パンフレット(PDF:1,373KB)
- 動画『国指定史跡 小島陣屋跡』~一万石大名が築いた城郭風の陣屋~(外部サイトへリンク)
- テレビ番組「静岡市歴史めぐりまち噺し」で紹介されました(2022年1月9日放送)(外部サイトへリンク)
- テレビ番組「静岡市歴史めぐりまち噺し」で紹介されました(2022年1月16日放送)(外部サイトへリンク)
小島陣屋御殿 書院(静岡市指定文化財)
明治元(1868)年、小島藩が千葉県に転封された後、小島陣屋跡は静岡藩が管轄し、明治7(1874)年には小島陣屋跡敷地内に小学校が設けられました。陣屋にあった御殿は校舎の一部として利用されてきましたが、昭和3年(1928)に小学校の移転に伴い、建物のほとんどが取り壊されました。
しかし、御殿の一部・書院は国道沿いの別の場所に移築され、地元の公会堂として使用されてきました。
陣屋の御殿建物が現存する例は全国的にも少なく、貴重な存在であるとして平成13(2001)年1月10日に市指定文化財に登録されました。
御殿 書院は、史跡小島陣屋跡整備事業の一環として、令和4(2022)年度から6(2024)年度にかけて、解体をして小島陣屋跡内に移築復原されました。
御殿 書院(外観)
御殿 書院(床の間)
史跡小島陣屋跡を整備しています!
静岡市では令和4年度より史跡小島陣屋跡の整備工事を実施しています。
見学は可能ですが、安全対策のため、一部立ち入りを制限しています。
皆様の御理解と御協力をお願い致します。
工事期間:令和4年4月~
現在、史跡東の急傾斜地安全対策工事を優先して行っているため、史跡整備工事は行っていません。
情報提供のお願い
小島陣屋跡の絵図面・古文書等に関する情報を集めています。情報をお持ちのかたは文化財課埋蔵文化財係または埋蔵文化財センターまでご連絡ください。
静岡市観光交流文化局文化財課
埋蔵文化財係 TEL 054-221-1069
静岡市埋蔵文化財センター TEL 054-367-9436
アクセス方法
小島陣屋跡 案内図
交通のご案内
【バス】
JR興津駅「三保山の手」線「小島南」で下車し、徒歩7分
【車】
国道1号静清バイパス興津インターチェンジから国道52号を北に約3.7km、小島南交差点を左折
小島陣屋跡の石垣等自由に見学できますが、史跡指定地外は私有地ですので注意してください。
小島陣屋跡整備基本計画
静岡市では、整備により史跡小島陣屋跡の価値を高め、多くの人が小島藩と小島陣屋の価値を交流しながら学び、史跡を後世に継承していくため、史跡の現状を把握して、今後の整備事業の方向性と、整備の具体的な手法、実現の工程を示す整備基本計画を策定しました。
史跡小島陣屋跡整備基本計画(構想部門)
平成28年(2016)度は整備の方向性を示した『史跡小島陣屋跡整備基本計画(構想部門)』を策定しました。
- 表紙・目次(PDF:42KB)
- 第1章 整備基本計画策定にあたって(PDF:3,823KB)
- 第2章 史跡小島陣屋跡の現況把握(PDF:22,345KB)
- 第3章 課題の整理(PDF:141KB)
- 第4章 整備基本計画(構想部門)(PDF:2,856KB)
- 第5章 事業の将来的展望及び課題(PDF:109KB)
- 資料編(PDF:14,037KB)
史跡小島陣屋跡整備基本計画
平成29年(2017)度には、史跡の活用計画や整備計画を示した『史跡小島陣屋跡整備基本計画』を策定しました。
- 表紙・目次(PDF:55KB)
- 第1章 整備基本計画の目的(PDF:1,704KB)
- 第2章 史跡小島陣屋跡の概況と現状(PDF:5,263KB)
- 第3章 整備基本計画の基本方針(PDF:2,105KB)
- 第4章 公開・活用計画(PDF:3,733KB)
- 第5章 個別整備計画(PDF:6,690KB)
- 小島陣屋跡の整備計画図(PDF:6,199KB)
- 第6章 管理・運営計画(PDF:226KB)
- 第7章 事業計画(PDF:304KB)
- 史跡小島陣屋跡整備基本計画完成予想図(案)(PDF:950KB)
お問い合わせ
観光交流文化局歴史文化課埋蔵文化財係
葵区追手町5-1 静岡庁舎新館16階
電話番号:054-221-1069
ファックス番号:054-221-1451
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