国指定史跡 小島陣屋跡 印刷用ページ

最終更新日:
2018年7月4日

一万石大名が築いた城郭風の陣屋

 史跡小島陣屋跡は、興津川右岸の河岸段丘上に立地し(標高約60m)、甲州往還(現在の国道52号)に広がる小島の町並みを一望できます。
国道52号から小島陣屋跡 国道52号から小島陣屋跡
小島陣屋跡からの眺め 小島陣屋跡からの眺め
 宝永元年(1704)、小島藩主松平信治が駿河国庵原郡小島に陣屋を構えたことが小島藩の始まりです。
 小島藩は城を持つことが許されない一万石の小藩でしたが、明治元年(1868)に上総国(現在の千葉県)に転封になるまでの164年間、安倍・有度・庵原の三十カ村を支配する一万石譜代大名としてこの場所で藩政を展開しました。
 小島陣屋は西側から南側にかけて石垣を多用し、三段の曲輪(くるわ)をもつ小城郭風の縄張りを特徴としています。石垣の高さは2m以下に抑えられていますが大手の一部では4mに達するものも見られます。
三段の曲郭 三段の曲郭
大手石垣 大手石垣
 城郭を思わせる石垣が良好に残るなど江戸時代中期における大名陣屋の在り方と構造を知る上で貴重であるとして、平成18年7月28日に国指定史跡に指定されました。
小島陣屋跡(上空から撮影) 小島陣屋跡(上空から撮影)
主郭南西の石垣 主郭南西の石垣

現在も残る御殿書院建物

 明治元年(1868)、小島藩が千葉県に転封された後、小島陣屋跡は静岡藩が管轄し、明治7年にはこの場所に小学校が設けられました。陣屋の建物は校舎の一部として利用されてきましたが、昭和3年に小学校の移転に伴い、建物のほとんどが取り壊されましたが、御殿の書院建物は現在の場所に移築され、地元の公会堂として使用されてきました。
 建物の外観は改変されていますが、中には当時の建物の建具などが残り、家紋の入った瓦が展示されるなど、当時の様子を知ることができる「小島町文化財資料館」となっています。
御殿書院建物(小島町文化財資料館) 御殿書院建物(小島町文化財資料館)
御殿書院床の間 御殿書院床の間

史跡小島陣屋跡見どころマップ

史跡小島陣屋跡見どころマップ 史跡小島陣屋跡見どころマップ

こちらもご覧ください。

小島陣屋跡整備基本計画

 静岡市では、整備により史跡小島陣屋跡の価値を高め、多くの人が小島藩と小島陣屋の価値を交流しながら学び、史跡を後世に継承していくため、史跡の現状を把握して、今後の整備事業の方向性と、整備の具体的な手法、実現の工程を示す整備基本計画を策定しています。

 詳しくはこちらをご覧ください。

お願い

 小島陣屋跡の絵図面・古文書等に関する情報を集めています。情報をお持ちのかたは文化財課埋蔵文化財係または埋蔵文化財センターまでご連絡ください。

 静岡市観光交流文化局文化財課
  埋蔵文化財係        TEL 054-221-1069
  静岡市埋蔵文化財センター  TEL 054-367-9436  

アクセス方法

小島陣屋跡案内図

交通のご案内
【バス】
 JR清水駅「三保山の手」線 「小島」または「栗原」で下車し、徒歩10分
【車】
 国道1号静清バイパス興津インターチェンジから国道52号を北に約3.7km、小島南交差点を左折
 ※現在、専用駐車場はありません

 小島陣屋跡の石垣等自由に見学できますが、史跡指定地外は私有地ですので注意してください。
 書院建物の見学については、事前に小島町文化財を守る会へお問い合わせください。
  小島町文化財を守る会(事務局) TEL 054-393-2012 

Get Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。

Adobe Reader ダウンロードページ (新規ウィンドウ表示)

本ページに関するアンケート

このページは使いやすかったですか?

本ページに関するお問い合わせ先

観光交流文化局 文化財課 埋蔵文化財係

所在地:静岡庁舎新館17階

電話:054-221-1069

ファクス:054-221-1451

お問い合わせフォーム