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更新日:2024年2月15日

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地域が主体となったまちづくりに関するアンケート(エリアマネジメントと地域の幸福度、社会関係資本に関する調査)について

本市では、官民連携のまちづくりを進めており、地域が主体となったまちづくりの取り組み(※エリアマネジメント活動)を支援しております。
このようなエリアマネジメント活動と地域の「社会性(地域社会の生活満足度など)」との関係性を明らかにすることで、地域課題解決に対する支援の仕組みを検討したいと考えており、令和3年度と令和4年度の2カ年にわたり、京都大学経営管理大学院官民協働まちづくり実践講座、一般財団法人森記念財団都市整備研究所と共同でアンケート調査を実施しています。

本調査では、エリアマネジメント活動による影響を把握するため、エリアマネジメント活動が行われている地域である草薙駅周辺地区と、エリアマネジメント活動が行われていない地域である東静岡駅周辺地区に居住する住民を対象にしました。この2地区は居住人口数や世帯数が近く、立地も近いことから比較に適していると考えています。

第1回アンケート調査(令和3年度)の結果について

JR草薙駅周辺及びJR東静岡駅周辺にお住まいの方を対象に、『エリアマネジメント』と呼ばれる地域の事業者や住民が主体となったまちづくり活動が、生活満足度や地域との関わり方にどのような影響を与えているかを明らかにすることを目的にアンケート調査を実施しました。

調査対象 JR草薙駅周辺:1952人、東静岡駅周辺:2051人(年齢階層別に無作為抽出)
調査期間 2022年2月3日~2月16日

両地区合わせて1559人(うち有効回答1218人)の方からご回答いただきました。
ご協力いただき、ありがとうございました。

居住状況について

草薙駅周辺地区では持家(一戸建て)に居住している方が67.3%、20年以上住んでいる人が50.8%、東静岡周辺地区は持家(一戸建て)に住む人は45.5%、20年以上住んでいる人は31.5%でした(図1、2)。

グラフ1

グラフ1-2

生活満足度について

生活満足度に関する分布をみると、両地区で大きな違いは見られませんでした(図3)。

グラフ(2)

コロナ感染拡大前後における近所づきあいについて

コロナ感染拡大前に比べて、近所づきあいの程度は全体的に低下していますが、草薙駅周辺地区の方が近所づきあいが密な人の割合が高いことがわかりました(図4)。

グラフ(3)

地域への愛着について

草薙駅周辺地区の方が、地域への愛着があると回答した人の割合が高い傾向が見られました(図5)。また、地域への愛着は、居住年数が長い人や子どもの頃に地域活動に参加することの大切さを学ぶ機会があったという人ほど高くなる傾向が見られました。

グラフ(4)

その他

地域主体のまちづくり活動については、草薙駅周辺地区では6割以上の方が草薙カルテッドの活動を知っていると回答し、東静岡駅周辺地区では、約2割の方が知っていると回答しました(図6)。
草薙駅周辺地区では40代以上(特に70代以上)の方の認知度が高い傾向が見られましたが、東静岡駅周辺地区では、年齢層別に大きな違いは見られませんでした。

グラフ(5)

また、第1回目の調査では、以下の内容が見られました。

  • 寄付に関する質問の回答をもとに、地域が主体となったまちづくり活動に対して寄付してもよいと考える金額を試算すると、平均して1人当たり約2,200~2,400円/年 程度となりました。
  • 世帯収入、主観的健康観、近所づきあいの程度、地域への愛着などは、生活満足度との関連性がみられること
  • 地域への愛着の強さは、居住年数、子どもの頃の経験の有無、地域活動への参加頻度などとの関連性が見られました。

第1回目の調査結果の詳細は以下のファイルをご覧ください。
アンケート調査(第1回)単純集計結果表(PDF:581KB)

第2回アンケート調査(令和4年度)の結果について

令和4年度に実施する第2回調査では、第1回アンケート調査において第2回調査にご協力いただけるとご回答された方(585名)を対象に、生活満足度や地域との関わり方についてJR草薙駅周辺及びJR東静岡駅周辺において第1回調査からどのような変化が見られるかを明らかにすることを目的にアンケート調査を実施しました。

調査期間 2023年1月14日~1月28日

両地区合わせて393人(うち有効回答349人)の方からご回答いただきました。
ご協力いただき、ありがとうございました。

生活満足度の変化について

生活満足度の変化について草薙駅周辺地区と東静岡駅周辺地区とを比較すると、両地区での変化に大きな違いは見られませんでした。図1は、ご回答いただいた方の第1回調査から第2回調査での生活満足(0から10の11段階)の変化について、両地域で比較したものです。両地域とも0(変化なし)を中心に山型に分布しており、大きな違いは見られません(図1)。

図1

クロス集計の見方について

表1~3については、第1回調査での回答と第2回調査の回答をクロス集計したものです。赤いセルの部分は第1回調査から高まっていること、青いセルは低下していることを示しています。

近所の人とのつきあいについて

近所の人とのつきあいについては、草薙駅周辺地区の方がつきあいの程度が高まっている人の割合が高くなっている傾向が見られました。両地区を比較すると、草薙駅周辺地区では、第1回調査で「あいさつ程度の最小限のつきあいしかしていない」と回答した人では、第2回調査で「互いに相談したり日用品の貸し借りをするなど、生活面で協力しあっている」や「日常的に立ち話をする程度のつきあいはしている」に変化した人の割合が東静岡駅周辺地区に比べて少し高くなっています(表1)。また、地縁的な活動への参加についても、草薙駅周辺地区の方が、東静岡駅周辺地区と比べて参加頻度が高くなっている人の割合が多くなっている傾向が見られました(表2)。

表1

表2

地域への愛着について

地域への愛着については、草薙駅周辺地区と東静岡駅周辺地区とでは第1回調査からの変化について大きな違いはみられませんでした(表3)。

表3

地域主体のまちづくり活動について

地域主体のまちづくり活動については、草薙駅周辺地区では2割の方が草薙カルテッドの活動の内容について前回調査時よりも活動内容をより詳しく把握していると回答されました。東静岡駅周辺地区においても、8%の方が前回調査時よりも活動内容をより詳しく把握していると回答されました(表4)。

表4

まとめ

以上のように、生活満足度や地域への愛着といった側面については両地域における明確な変化の違いは見られませんでしたが、近所の人とのつきあいや地縁的な活動への参加頻度といったコミュニティのつながりについてはエリアマネジメントを実施している草薙駅周辺地区の方がつきあいの程度が高まっている人の割合が高くなっている傾向が見られました。

今回のデータだけではエリアマネジメント活動とその効果の関連性については明確に判断ができませんが、第1回調査の回答から近所の人とのつきあいと生活満足度との関係性をみると、近所づきあいのある人のほうが、生活満足度が高い人の割合が多いという傾向が見られることから、近所づきあいなどのコミュニティのつながりが生活満足度の向上につながる可能性が推測されます(図2)。

図2

この結果をもとに静岡市では、あらためてエリアマネジメントの重要性を認識し、更なる推進を進めていきます。
2年にかかるアンケートにご協力いただき、ありがとうございました。

お問い合わせ

都市局都市計画部都市計画課企画係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館7階

電話番号:054-221-1406

ファックス番号:054-221-1294

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