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更新日:2024年2月15日
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~ルノワール彫刻像がつなぐ、静岡市とオルセー美術館の交流~
ルーブル美術館に次ぐパリ三大美術館のひとつ『オルセー美術館』直々!彫刻像の表題と解説文を掲載した銘板を設置しました!
静岡駅南口駅前広場にある2体のルノワール彫刻像は、同じ型から鋳造されたものがそれぞれ世界に14体ずつあり、ルーブル美術館に次ぐパリ三大美術館の1つとして知られる「オルセー美術館」(フランス)にも両方の像が所蔵されています。
そして、この度はこの2体の彫刻像の表題と解説文をオルセー美術館より頂戴しました。
頂戴した表題と解説文を掲載した銘板をルノワール彫刻像に設置しました。
オルセー美術館直々の解説文をゆっくり・じっくりご覧ください。
特設看板設置場所
静岡駅南口駅前広場ルノワール彫刻像
表題と解説文
オルセー美術館より頂戴した表題と解説文を掲載します。
これまでの経緯
- 平成28年1月 東京国立新美術館で開催される「ルノワール展」にオルセー美術館所蔵の「洗濯する女」像が出展される情報を得る。(静岡駅南口ルノワール彫刻像と同じ2体の像をオルセー美術館も所蔵)
- 平成28年3月31日 市長直筆サイン入りのメッセージ依頼文をオルセー美術館あて発送
- 平成28年4月26日 東京で行われた「ルノワール展」の開会式で、来日したオルセー美術館館長に職員が、手紙の返信を直接依頼
- 平成28年5月7日 シズオカ×カンヌウィーク2016との連携によるルノワール像PRイベント実施
- 平成28年5月12日オルセー美術館からルノワール彫刻像の紹介に関するメッセージが到着
静岡駅南口ルノワール彫刻像とは
静岡市のルノワール彫刻像
JR静岡駅南口駅前広場には、フランス印象派の画家であるピエール・オーギュスト・ルノワール(1841~1919年)と若き彫刻家のリシャール・ギノ(1890~1973年)の共作である彫刻作品が2体設置されています。
ひとつは「勝利のヴィーナス」像、もうひとつは「洗濯する女」像です。
平成6年度の静岡駅南口広場整備の際、世界中で多くの人に親しまれているルノワールの作品を、広場のシンボルとして設置しました。
ルノワールの彫刻作品は数が少なく、どちらも世界に14体ずつしかない貴重なものです。
ルノワールと彫刻作品
ルノワール晩年の20年あまりは、リウマチ性関節炎を患い、痛みに耐えながら制作を続けていました。印象派画家として有名なルノワールですが、70歳を前にして彫刻制作に本格的に取り組み始めます。
手が不自由なルノワールは、若手彫刻家リシャール・ギノの力を借り、細い棒でギノへ指示を出すスタイルで共同制作を続け、亡くなる前年までに約15点の彫刻作品を残しました。