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更新日:2024年2月1日

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12月22日 高校生との意見交換会(静岡雙葉高校)

意見交換会(静岡雙葉高校)写真1静岡雙葉高校とは、今回で2回目となる意見交換会を開催しました。
議会からは井上恒彌議長、丹沢副議長、議員6名が、高校からは、有志の中学3年生と高校1,2年生19名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「身近な地域の課題について」「子どもを育てるのに適したまちづくり」「若者の政治参加」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。

意見交換会(静岡雙葉高校)写真2「身近な地域の課題について」のテーマでは、生徒からは「駿府城公園の街灯増設について、冬の下校時間には、駿府城公園が暗すぎるため、通行人が危険だと考えた。現に、駿府城公園が暗いことで、犯罪や不審者の事案がある。」「電球が切れてしまうことは仕方がないことだけれど、電球が切れていると、犯罪の増加に繋がって危険だと感じた。公園の暗さや、それによる不審者の出現などの問題は、街灯数を増設することで、問題の解決に繋がるのではないかと思った。街灯を増やすメリットとして、犯罪が減り、駿府城公園の安全が守られる。そのことで、静岡市の中心地ということもあり、駿府城公園の安全が守られて、人足が増え、まちの活性化にも繋がるのではないか。」などの意見がありました。それに対し議員からは、「危険を減らすためにも、街灯を増設する場所、設置数、どの位の明るさが欲しいのか、皆さんでまとめてほしい。街灯だけじゃなく、防犯カメラなども、あればあった方が良いけれど、予算の問題もあるので、整理して考えないといけない。皆さんの要望等を確認して、増設すべきか、直すべきか、行政に調べてもらう必要がある。直接、自治会の人や、都市局、建設局や市民局、各区役所に問題提起することもできる。具体的に、場所や個数などを調べて、冬場も安心して登下校できるようにしてもらいましょう。」などの提案、助言がありました。そのほかのテーマについても、活発な意見交換が行われました。

全体写真

その他高校生の声を抜粋して紹介します!

身近な地域の課題について

  • 大雨などにより安東川が氾濫することがある。近隣に住む住人にとっては重要な問題なので対策をしてほしい。知人が住む城北地域では内水氾濫が起こっている。床下浸水でも利用できる補助金があると良い。
  • 安東小では、安東川の氾濫状況をYouTubeで生配信している。情報を早めに発信することは大事だと思う。
  • 110番の家について、あまり周知されていない。いざという時に困らないように周知すべきと考えている。自分は、藤枝市に住んでいるが、どこに110番の家があるかわかるように、公園などに看板を立てたり、何メートル先にあるとかがわかるような表示をしてはどうかと提案して、採用されたことがある。
  • 公園と住宅街の間の裏道は、自動車が抜け道として使うのか交通量が多く、公園で遊んでいる子供の飛び出しなどが想像され、危険である。小さい子でも理解でき、危険だと気付けるような看板を設置するなどの対策をしてはどうか。

子どもを育てるのに適したまちづくり

  • 出産費の補助はあるが、生まれてきた後に使うベビーカーやベッドなど、ベビー用品の購入にお金がかかる。他都市では妊娠・出産すれば受けられる一律の給付等がある。このような制度が静岡市にもあればいいと思う。
  • 市の政策を調べたところ、子育て施策は充実している印象なのに、人口は減っている。なぜ、子どもは増えていないんだろう。私が思う理由としては、近所の人気の公園が取り壊されてしまったことがあり、公園をはじめとした子どもの外遊びのきっかけの場所が減っていることも理由の一つと考えている。
  • 待機児童問題。0人にするため、保育士、教員の確保、労働条件、環境の改善が要る。
  • 学校に行きづらく保健室登校や不登校の生徒、一人一人に合わせた学びの方法を提供するために、対応できるソーシャルワーカーの配置をしたらどうか。相談できる体制づくりが必要。

若者の政治参加

  • 来年18歳になるので、選挙権を得る。自分の1票を持ち、政治に参加するかどうか。政治に参加することがどういうことか、聞いてみたい。2016年に選挙権年齢が18歳に引き下げられたけれど、若年層の投票率が低い。今の日本の巨額の財政赤字や、急激な人口減少から生じる、その負担を将来、受け継がなければいけない。私たちはそういう点も学ばなければならないが、政治や選挙に関する学びの場が少ない。
  • 投票率の高いシンガポールでは、国民の義務として法律で投票を促し、投票日は国民の祝日にして投票の機会が確保されている。これらは法律の力で行われている。
  • 授業で政治に触れる機会があり、政治に興味をもった。自分の意見を伝え、議員の考えているまちづくりがどのようなものか知りたい。
  • 今は、投票する世代、つまり高齢者向けた政策に偏りがちになっていると感じている。だから若者に向けた政策を掲げてくれたら、もっと若者も投票してくれるのでは。
  • 自分の意見は届かない、自分の意見では変わらないと考える若者が多いことが、投票率が低い一因だと思う。自分たちにもまちは変えられるという意識を若者にもってもらうことが必要。

お問い合わせ

議会事務局調査法制課調査法制係

葵区追手町5-1 静岡庁舎本館2階

電話番号:054-221-1481

ファックス番号:054-251-9213

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