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本市の水道事業は、清水地区(旧清水市)では、二級河川興津川の表流水を水源として、大正15年11月に創設し、計画1日最大給水量15,300立方メートルの規模により昭和7年4月に給水を開始した。また、静岡地区(旧静岡市)では、一級河川安倍川の伏流水を水源として、昭和3年3月に事業創設し、計画1日最大給水量16,600立方メートルの規模により昭和8年6月に給水を開始した。
その後、昭和15年に静岡地区で発生した静岡大火や昭和20年の戦災など数々の試練を受けながらも、着実に成長を遂げてきた。
さらに、戦後の復興とともに人口も増加し、水需要が急速に増大したため、静岡地区では、応急拡張事業として昭和29年に地下水を取水する第2水源地(与一取水場)の整備を行い、取水能力を増大した。また、清水地区でも同様に、水需要の増加に対し、地下水を水源とする取水施設(八木間ポンプ場)の整備を行い、取水能力の増大に努めた。
一方、蒲原地区(旧蒲原町)では、普通河川向田川の表流水を水源として、昭和28年2月に水道事業を創設し、計画1日最大給水量3,000立方メートルの規模で昭和31年8月に給水を開始した。その後、水需要の増加、給水区域の拡張に対応するため、拡張事業を実施してきた。
昭和40年代には、高度経済成長に伴い水需要が増加の一途を辿っていたことから、計画人口及び給配水量の見直しにより、第1期拡張事業から第2期拡張事業へと進展し、静岡地区では、既存水源(牛妻水源地、与一取水場)を改良するとともに、13か所の取水井築造により取水量の増大を図り、また清水地区では、浄水施設(谷津浄水場)並びに配水池の築造とともに配水管網の整備拡充を行い、一方蒲原地区においても配水池築造や配水管網の整備を図り、配水体制の基盤を確立した。
また、由比地区(旧由比町)では、二級河川由比川の表流水を水源として、昭和38年12月に水道事業を創設し、計画1日最大給水量3,250立方メートルの規模で昭和42年4月に給水を開始した。その後、水需要の増加に伴い拡張事業を実施してきた。
昭和50年代以降は生活様式の多様化に伴い、水道未普及地域の解消を目的に、給水区域の拡張事業を推進し、清水地区簡易水道の上水道への統合などを図ってきた。
平成の時代に入ると、新東名高速道路サービスエリアやパーキングエリアへの給水など、新たな水需要に対処するため取水、浄水、配水施設の整備拡充を推進してきた。
旧静岡・清水の両市水道事業は、それぞれ拡張事業を重ね水道施設の整備を進めてきたが、平成15年4月1日の合併に伴い、新たに静岡市として創設認可を得、平成18年3月31日蒲原町編入合併により事業の変更認可を受け、さらに、平成20年11月1日由比町編入合併により創設認可第2回変更を得ることとなった。
また、平成17年4月1日の政令指定都市移行を契機に、「新たな都市(まち)の明日に向かう水道」を基本理念とした「静岡市水道事業基本構想・基本計画」を策定し、平成17年度から今後10年間の本市水道事業の施策の方向性を明らかにした。
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