中央新幹線については、建設主体のJR東海が、環境影響評価法の趣旨を踏まえ、計画段階環境配慮書(以下「配慮書」という)を作成・公表しました。この配慮書に対し、南アルプスの環境の保全の見地から意見を述べました。
1.検討経緯と配慮書
JR東海は、本年4月に改正された環境影響評価法の趣旨を踏まえ、中央新幹線の建設について配慮書を作成し、長野県内を除いて概略ルートを公表し、6月7日〜7月7日までの1か月間意見募集を実施しました。
2.意見について
静岡市は南アルプス世界自然遺産登録を推進する上で、南アルプスの学術的な調査及び検討を行うため静岡市南アルプス世界自然遺産登録学術検討委員会(以下「学術検討委員会」という)を設置しています。この学術検討委員会における配慮書に対する検討結果を意見として提出しました。
〔意見の概要〕
○配慮書第4章 事業実施想定区域および概略の駅位置の選定
(1)地形・地質に関する評価結果について
(2)山地における隆起速度とトンネルとの関係について
(3)世界自然遺産登録活動や日本ジオパーク認定エリアへの影響について
○配慮書第6章 水環境(水質・水底の低質、地下水)
(1)水質・水底への影響について
(2)計画路線による大井川源流部(東俣・西俣)への影響について
(3)地下水位の低下が及ぼす影響について
○配慮書第6章 動物、植物、生態系
(1)大井川源流部に生息する水生生物への影響について
(2)林道東俣線の拡幅舗装化が動植物に与える影響について
(3)工事関係者の寄宿生活に伴う生態系への影響について
(4)大井川(東俣・西俣)に残るヤマトイワナの保護について
○配慮書第6章 廃棄物等、温室効果ガス
(1)廃土(ズリ)対策について
静岡市環境局環境創造部清流の都創造課
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