お茶の国しずおか

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2.お茶を作る(生産工程)

春から夏のシーズン中、摘まれたお茶の葉は、すぐに製茶工場に運んで荒茶に仕上げます。
お茶の鮮度や香りを逃さないように、素早く手際良く、荒茶作りの工程が進んでいきます。
最近はコンピュータ制御の最新機器を揃えた大型工場が増えています。

 ●お茶の生産工程●

お茶の葉を、蒸す→冷やす→揉む→乾かす→火入れ という手順でお茶が作られていきます。
蒸し加減や火入れ加減でお茶の個性が出ます。

1.給葉機
3.冷却機
5.揉捻機じゅうねんき)
7.精揉機(せいじゅうき)

摘みたてのお茶の葉を自動的に蒸機へ送ります。

蒸したお茶の葉の表面の水分を 取り除きながら冷やします。
お茶の葉に力を加えて、水分の均一をはかりながら揉みます。
お茶の葉に熱と力を加え、 形を整えながら乾かします。


工程イラスト

 

2.蒸機 4.粗揉機そじゅうき) 6.中揉機ちゅうじゅうき) 8.乾燥機

お茶の葉を蒸します。

お茶の葉を強い力で揉み、 熱風で乾かします。

お茶の葉を再び揉みながら、 熱風で乾かします。

お茶の葉を充分に乾かします。 ここまでが荒茶製造工程です。


 
9.総合仕上機
10.仕上茶乾燥機 (火入機)
11.選別機
12.合組機

荒茶は大小さまざまな形を しているので、ふるい分け、 切断して形を整えます。

お茶をさらによく乾燥させ、 お茶の香りや味を引き出します。 

木茎や細い茎を取り除きます。

製品の調整、配合、均一化を行います。ここまでが仕上茶製造工程です。



13.包装・箱詰め
合組機から取り出されたお茶を計量して箱や袋に詰めます。


 ●手揉み名人の技●
製茶工程の中で重要な「揉む」技術。現在は機械化されていますが、明治の頃は手揉みが中心でした。この手揉みの腕で色つや、香り、水色、滋味などが違ってきます。いくつかの流派があり、力の加減、手づかい、息づかいなどが異なります。現在、手揉み名人は15人ほど。
この貴重な技を後世に伝えようと冊子の編さんが行われています。
手もみphoto
  
 ●お茶を手作りしてみよう●

1)生のお茶葉を部屋に広げて3〜4時間乾燥させます。
2)しんなりしてきたら、鍋に入れて焦げないように炒ります。
3)柔らかくなったら、お茶葉の水分を押し出すように両手のひらで優しく揉みます。
4)だんご状になったお茶葉をほぐし、細長い形になるように手のひらで揉みながら、
  弱火にかけた鍋の中に落とします。これを繰り返して全体の形を整えます。
5)お茶葉がさらさらになるまで、鍋で空炒りして出来上がり。
 
 

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