中央新幹線(東京都・大阪市間)については、全国新幹線鉄道整備法に基づき、平成23年5月20日に、国土交通大臣より東海旅客鉄道株式会社を営業主体及び建設主体に指名し、同月26日に整備計画が決定され、翌27日に同社に対し建設の指示がなされました。
まず、東京都・名古屋市間にいて環境影響評価法の規程に基づき手続が進められており、平成23年9月26日に「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価方法書【静岡県】」が送付されました。
当事業計画では、本市の一部を通過する計画となっていることから、環境影響評価法第10条第2項に基づき、静岡県知事から環境影響評価方法書に対して環境保全の見地から市長意見を提出するよう求められました。
本市はこの依頼を受け、静岡市環境審議会の意見を聞き、12月27日に県知事に市長意見を提出しました。
【意見書の概要】
1 事業計画について
2 配慮書に対する意見と事業者の見解について
(1)動植物の保護
(2)世界自然遺産登録活動とユネスコエコパークへの影響
(3)地下水位の低下が及ぼす影響
(4)意見に対する事業者の見解のまとめ方
3 環境影響評価の項目並びに調査、予測及び評価の手法について
(1)道路の新設・拡幅等に伴う切土工等
(2)地形・地質に関する調査データの公表
(3)建設発生土
(4)環境影響評価項目
(5)大気質
(6)騒音、振動、微気圧波、低周波音
(7)水質
(8)地形及び地質
(9)土壌
(10)磁界
(11)動物
@ 調査範囲
A 調査期間
B 調査手法
C 影響要因
(12)植物
(13)生態系
「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価方法書【静岡県】」引用
1 対象鉄道建設等の事業の種類
名称:中央新幹線(東京都・名古屋市間)
種類:新幹線鉄道の建設(環境影響評価法第一種事業)
2 対象鉄道建設等事業実施区域の位置
(1)起終点
起点:東京都港区
終点:愛知県名古屋市
主要経過地:甲府市付近、赤石山脈(南アルプス)中南部
(2)路線概要
中央新幹線の東京都〜名古屋市間の路線は、東京都港区の東海道新幹線品川駅付近を起点とし、山梨リニア実験線(全体で42.8q)、甲府市付近、赤石山脈(南アルプス)中南部を経て、名古屋市の東海道新幹線名古屋駅付近に至る、延長約286qの区間である。
駅については、ターミナル駅として品川駅付近、名古屋駅付近のほか、中間駅として神奈川県内、山梨県内、長野県内、岐阜県内に一駅ずつ設置する計画である。
3 静岡県内の路線の概要
・南アルプスのうち、静岡県区間はすべてトンネルで通過する。(約10q)
・駅は建設しない
・工事のために必要となる斜坑を設置する計画である。
・静岡県と長野県の県境に位置する3,000m級の稜線の中で、土被りをできる限り小さくできる荒川岳、塩見岳の間を通過する。
なお、路線や付帯施設の位置・規模等については、今後、計画を具体化していく。
1 環境影響評価法に係る手続
・方法書の送付 平成23年9月26日
・方法書の公告 平成23年9月27日
・方法書の縦覧 平成23年9月27日〜10月27日
・方法書に対する意見書の提出期間 平成23年9月27日〜11月10日
・方法書の説明会(改正法の規程) 平成23年10月20日
・一般からの意見概要等送付書受理 平成23年11月30日
・方法書に対する市長意見提出依頼 平成23年11月30日
・市長意見の提出期限 平成23年12月27日
2 静岡市環境審議会等
・方法書に係る諮問 平成23年10月17日
・第1回静岡市環境影響評価審査部会 平成23年11月4日
・第2回静岡市環境影響評価審査部会 平成23年12月14日
・方法書に係る答申案審議 平成23年12月19日
・方法書に係る答申 平成23年12月22日
3 市長意見
市長意見を知事に提出 平成23年12月27日
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