これまでに麻しんにかかったことがなく、予防接種を受けたことがない、または予防接種してから5年以上経っている方で、下記のいずれかに該当する方は、いきなり医療機関に受診せず、事前に電話等で受診の仕方を確認してから受診して下さい。これは、待合室などで他の人にうつさないため、必要なことなのです。麻しんでないことがわかるまでは、外出を控えてください。
1.37.5℃以上の発熱で、熱が出る前の10〜14日程度前に、麻しんにかかった人と接触があった、または医療機関の受診や人ごみに出かけたことがある。
2.37.5℃以上の熱が出て発疹(ぶつぶつ)が出てきた。
麻しんにかかっても、予防接種を受けた人は軽く済んでしまい、かぜと間違われることが少なくありませんが、症状が軽くても他の人には感染させます。発熱している人は、元気でもできる限り外出を避けるようにして下さい。
なお、麻しんにかかったことがある人は、心配ありません。
参考:麻しんの経過(免疫がない人がかかった場合の典型的な経過です。)
潜伏期 患者と接触してから、発症するまでの期間は、10〜14日くらいです。
カタル期 高熱、目の充血、目やにや咳、鼻水などで発症します。この時期には、口の中にコプリック斑という白い点がでるので、診断できます。2〜3日続きます。
発疹期 熱が少し下がりかけた後に、カタル期のさらにひどくなります。首や顔から発疹(赤いぶつぶつ)が出て、腕、体、足へと全身に広がっていきます。
回復期 熱も下がっていき、発疹もうすくなり、回復します。発症から治るまで、7〜9日ほどです。