平成29年度 在宅医療・介護連携推進事業 印刷用ページ

最終更新日:
2018年3月28日
 本市では、今後、医療ニーズと介護ニーズを併せ持つ高齢者の増加が見込まれることから、高齢者が住み慣れた地域において暮らし続けることができるよう、在宅医療と介護の連携を推進しています。

 平成29年度は、以下のような取組を行いました。

「自宅でずっと」在宅医療・介護連携推進事業

 後期高齢者人口の増加に伴い、高齢者が医療・介護が必要となっても、住み慣れた自宅でずっと最期まで安心して暮らせるよう、小圏域(小学校区等)の医療・介護専門職の連携による支援体制を構築することを目的とした事業です。
 
 平成29年度は、平成28年度の「小圏域における在宅医療推進モデル事業」の実績を踏まえ、地域包括支援センター主導の検討を継続(拡大・強化地区)するとともに、新たに8地区(新規地区)を対象に、市と地域包括支援センターが連携して事業を展開しました。
 新規地区では、地域住民代表(自治会。民児協、地区社協等)と小圏域の医療・介護専門職を集めた検討会(「自宅でずっと」ミーティング)を各地区4回開催し、「認知症の人とその家族を支える体制づくり」をテーマに検討を重ねてきました。
 平成30年3月にグランシップで開催した報告会・セミナーの場で、新規地区8地区と拡大・強化地区代表2地区の検討成果を市民に向けて報告しました。

 「自宅でずっと」在宅医療・介護連携推進事業は、平成32年度の全市域での実施を目途に、対象地区を段階的に拡大して取り組んでいます。

■ 平成29年度対象地区
 ア 新規地区(小学校区等) 
葵区 伝馬町小
西奈南小
井宮小
駿河区 大谷小
大里西小
清水区 和田島小(両河内圏域)
三保第一小
有度第一小

 イ 拡大・強化地区(日常生活圏域)
葵区 城西圏域
藁科圏域
駿河区 小鹿豊田圏域
長田圏域
清水区 港北圏域
港南圏域
飯田庵原・高部圏域

■ 事業の流れ(新規地区)
時期 会議名 主な内容
8月 キックオフミーティング ・講演
・グループワーク
9月~2月 「自宅でずっと」ミーティング
(地区ごと4回開催)
・顔合わせ
・ケーススタディ
・グループワーク
3月 報告会・セミナー ・各地区からの報告発表
・セミナー「認知症予防のために」
キックオフミーティング キックオフミーティング
「自宅でずっと」ミーティング 「自宅でずっと」ミーティング
報告会・セミナー 報告会・セミナー

在宅医療市民公開講座

 在宅医療・介護連携に関する市民の理解促進を図るため、広く市民向けの講座を開催しました。


あなたを必ず幸せにする“人生の幸福論” ~在宅ケアと看取りの視点から~

 超高齢社会の中、たとえ医療や介護が必要となっても、住み慣れた自宅で、
人生の最期まで、安心して暮らすことを多くの人が望んでいます。
 
 平成29年度の市民公開講座では、福井県おおい町で地域に根づいた診療所
に勤務し住民に寄り添う医師と、市内総合病院で患者を迎え地域に送り出す医師
二人をお招きし、病院で受ける医療と自宅での療養、そして看取りについてなど
現場での実例を交えてお話しいただきました。
 お二人の講演を通して、参加された市民の皆さんが、人生の最期をどのように
迎えるかについて考えるきっかけとなり、また関心を高めていただく機会となりました。


■ 日時 平成29年12月16日(土) 13:30~16:00

■ 場所 静岡商工会議所 静岡事務所会館 5階ホール (葵区黒金町20-8)

■ 内容 
(1) 講演 「あなたを必ず幸せにする“人生の幸福論” ~在宅ケアと看取りの視点から~」
   講師 福井県おおい町国保名田庄診療所 所長 中村 伸一 氏
(2) 講演 「患者さまは、取り扱い注意? ~命を使い果たすための死生学~」
   講師 静岡赤十字病院 外科部長 白石 好 氏

中村先生の講演
市民公開講座
白石先生の講演

在宅医療出前講座

 市民が希望する会場へ、専門職が出向き、市民向けの講座を開きました。

■ 平成29年度在宅医療出前講座 実施内容
テーマ がん終末期を自宅で過ごすための準備
*平成28年度「小圏域における在宅医療推進モデル事業」のテーマより決定
受講対象 10人以上の団体
講師 平成28年度モデル事業対象地区の医療・介護専門職
*原則ミーティング3回以上に出席し講師意向の了承を得た者
講師職種 医師、薬剤師、看護師、介護支援専門員、MSW・社会福祉士、福祉用具専門相談員
開催期間及び回数 平成29年9月~平成30年3月 28回
申込団体 S型デイサービス、介護サービス提供事業所、地域包括支援センター、自治会
在宅医療出前講座1
在宅医療出前講座2

医療・介護専門職のための研修会

 在宅医療・介護連携推進のため、医療・介護の関係者等を対象とした研修会を開催しました。
 平成29年度は、「自宅でずっと」在宅医療・介護連携推進事業と連動したテーマで、認知症多職種協働研修を兼ねて実施しました。

「認知症になっても住みよい暮らしができるために、医療・介護職は何ができるか。」

■ 日時  平成30年1月21日(日) 13:30~16:30

■ 場所  グランシップ 大ホール・海 (静岡市駿河区池田79-4)

■ 内容
(1) 講演 「認知症に、専門職はどう関わっていくのか?」
   講師 認知症介護研究・研修 東京センター センター長 山口 晴保 氏
(2) 講演 「大牟田市における地域ぐるみの支え合い活動 ~認知症ケアコミュニティ推進事業からの実践~」
   講師 大牟田市認知症サポート研究会 梅崎 優貴 氏
(3) グループワーク 「認知症の気づきと、つなぎ ~認知症の疑いのある人を受診につなげるアプローチ~」
山口先生の講演
梅崎先生の講演
グループワーク

医療・介護・福祉スーパーバイザー人材配置事業

 高齢者が在宅でも安心して暮らせるよう、病院や地域包括支援センター等に対して、かかりつけ医の紹介や介護サービスの手配等に関する助言や情報提供、関係機関との調整などを行うスーパーバイザーを静岡・清水の両医師会に委託して配置しています。

在宅医療の提供と連携に関する実態調査

 医療や介護事業所等の在宅医療・在宅介護に関する運営体制、提供サービス、各機関の連携における現状や課題を把握し、本市のこれまでの取組の効果検証と現在の課題解決に向けた取組の検討を行うため、「在宅医療の提供と連携に関する実態調査」を実施しました。

静岡市在宅医療・介護連携協議会

 医療、介護等の関係者による静岡市在宅医療・介護連携協議会を設置し、事業の検討、情報交換等を行っています。また、具体的な事業の実践、検証を行う企画部会、情報共有部会、啓発・研修部会、地域支援部会を設置し、継続的な検討を行っています。

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保健福祉長寿局 地域包括ケア推進本部 在宅医療・介護連携推進係

所在地:静岡庁舎新館14階

電話:054-221-1576

ファクス:054-221-1577

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