平成27年度 南アルプス環境調査の概要 印刷用ページ

最終更新日:
2017年2月24日
 静岡市では、南アルプスユネスコエコパーク地域内で計画されている中央新幹線建設事業の工事実施にあたり、現在の自然環境の状況等を調査しました。
 調査は、南アルプスユネスコエコパーク地域内の大気汚染物質濃度、騒音・振動、河川水質、希少動植物の生息、生育状況、植生、景観について、現状を把握しました。結果として、大気質については汚染が少ないこと、水質については良好な状態であることが確認されました。動植物については、54種の重要な種を確認しました。その内、中央新幹線環境影響評価手続きの現地調査では確認されなかった12種を確認しました。 これらの調査結果を踏まえ、中央新幹線建設事業の環境保全措置が適切に実施されるよう注視していきます。

  調査結果は以下のとおりです。
 (1)大気質、騒音・振動、水質調査 (2)動植物、植生調査 (3)景観調査

(1)大気質、騒音・振動、水質調査

 南アルプス地域の現在の自然環境の状況を把握するため、大気質、騒音・振動、水質調査を実施しました
 
1 大気質調査(担当:環境保全課)

(1)調査項目:二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質、風向・風速ほか
(2)調査地点及び時期:井川支所(5月、8月、11月)、二軒小屋(7月、8月)、玉川地区(8月)
(3)調査結果:環境基準値や静岡市内の大気汚染常時監視測定局等との比較により、調査地点の大気汚染は少ないことが確認されました。
●結果概要はこちら(PDFファイル)
 
2 騒音・振動調査(担当:環境保全課)

 
(1)調査項目:自動車交通騒音・道路交通振動
(2)調査地点(時期):井川地区:南アルプス公園線(12月)
              玉川地区:井川湖御幸線(12月)
(3)調査結果:調査結果:幹線交通の騒音・振動の現況を確認しました。  
●結果概要はこちら(PDFファイル)

3 水質調査(担当:環境保健研究所)

(1)調査項目:水素イオン濃度(pH)、生物化学的酸素要求量(BOD)、カドミウム、鉛、ほか
(2)調査地点及び時期:大井川本流ボッチ薙付近、東俣川二軒小屋付近、西俣川二軒小屋付近、燕(つばくろ)沢付近、(5月、7月、9月、11月)
(3)調査結果:水質基準値や市内河川の水質データとの比較により、調査地点は良好な水質であることが確認されました。
●結果概要はこちら(PDFファイル)

(2)動植物、植生調査

1 動植物調査(担当:環境創造課)

(1)調査項目:哺乳類、鳥類、爬虫類・両生類、魚類、昆虫類、底生動物、植物
(2)調査領域:中央新幹線建設事業に伴い改変が予想される地域
(3)調査結果:全体で重要な種54種を確認しました。その内、中央新幹線環境影響評価手続きの現地調査では確認されなかった12種を確認しました。
(哺乳類1種、魚類1種、昆虫類4種、植物6種)

【調査で確認された種】

(写真左:チチブコウモリ、写真右:ヒダサンショウウオ)


(写真左:クモマツマキチョウ、写真右:タチキランソウ)
●結果概要はこちら(PDFファイル)
 
2 植生調査(担当:環境創造課)

(1)調査項目:毎木調査、樹木マッピング
(2)調査領域:西俣柳島の低位段丘面
(3)調査結果:南アルプスの谷部では代表的な常緑針葉樹林及び落葉広葉樹林の構成を確認することができ、工事に伴い改変された場所を再生する際の指標再生植生として有効なデータを得ることができた。
●結果概要はこちら(PDFファイル)

(3)景観調査

1 景観調査(担当:環境創造課)

(1)調査項目:眺望点調査、道路景観調査
(2)調査領域:土地改変区域のよく見える箇所、林道東俣線の起点から終点まで
(3)調査結果:地理情報システムソフトウェアを用いて、主な土地改変区域が視界に入る可能性のある眺望点を算出し、そこからの工事着工前の景観を記録した。また、林道東俣線の起点から終点において、登山者の歩行の視点で1kmに約10枚程度(合計272地点)の工事着工前の景観を記録した。
●結果概要はこちら(PDFファイル)

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