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更新日:2024年2月15日

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合流改善3 合流式下水道に関する国の改善方針

合流式下水道に関する国の改善方針

平成16年4月より原則10年間で、合流式下水道の改善を完了することが、下水道法施行令[げすいどうほうせこうれい]の改正で義務付けられました。
「合流式下水道緊急改善事業」において、以下に示す項目を当面の改善目標としています。

合流式下水道の改善目標

  1. 汚濁負荷量(おだくふかりょう)の削減
    排出する汚濁負荷量(※3)(BOD)(※4)を分流式下水道と同程度以下とする。
    ⇒雨水の影響が大きい(総雨量10~30mm)時における放流水の総平均水質をBOD40mg/L以下(平成26年3月までは暫定的にBOD70mg/L以下)とすること。
  2. 公衆衛生上の安全確保
    全ての吐口において未処理下水の放流回数を半減させる。なお、同流域で、かつ放流先が近接した吐口であれば、それらを一つの吐口とみなし、その合計値を半減させる。
    ⇒当該雨水吐から公共用水域に下水を放流しないよう、又は公共用水域に放流する下水の量を減ずるように、適切な高さの堰の設置その他の措置が講ぜられていること。
  3. きょう雑物の削減
    全ての吐口できょう雑物の流出を極力防止する。
    ⇒スクリーンの設置等の措置が講じられていること。

※3:河川などの水質悪化のもととなる汚濁物の総量。一般的にBODやCODで示される。
※4:水中の有機物(ゆうきぶつ)が、微生物の働きによって分解されるのに要した酸素の量。水質が悪い(=有機物が多い)ほど値は高くなる。

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お問い合わせ

上下水道局下水道部下水道計画課雨水計画係

葵区七間町15-1 上下水道局庁舎6階

電話番号:054-270-9215

ファックス番号:054-270-9216

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