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更新日:2024年2月15日

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消防の仕事って・・・

消防士は日々どのような仕事に就いているのでしょうか!?
消防の仕事は、大きく分けると「消防署の仕事」と「消防本部の仕事」に分けられます。
それぞれの仕事や勤務スケジュールを紹介します。

消防署の仕事

梯子訓練の様子

主な仕事

消防署では消防士が365日24時間、災害に備えて待機し、火災等の災害が発生すると昼夜を問わず出動します。また、災害が発生していないときは、災害に備え訓練を行なったり、事業所等の立入検査や小学校等で避難訓練の指導を行うほか、出動後の報告書の作成などの事務も行います。

1当直のスケジュール

消防署での勤務は、8時30分から翌朝8時30分までの1当直・24時間勤務となっていて、この間は、食事や仮眠など全てを消防署の中で過ごします。
ある消防署の1当直のスケジュールを紹介します。

スケジュール
8時00分頃 出勤(担当業務の引継ぎ)
8時30分 交替、車両・資機材点検
前日の当直勤務者との交替をした後、出動に備えて車両や資機材・個人装備品の点検を行います。
9時30分 担当事務
報告書の作成や訓練計画書の作成等の事務を行います。
12時00分 昼食
自宅からお弁当を持ってくる人、配達のお弁当を注文する人など様々です。
13時00分 訓練
今日は、火災を想定した本番さながらの訓練です。災害現場で迅速確実な消火・救出活動を行うためには訓練は欠かせません。
15時30分 小学校での避難訓練指導
17時30分 夕食
夕食を作る日や、配達のお弁当を注文する日など様々です。
19時00分 ミーティング、担当事務、トレーニング
職員で共有すべき情報の周知、出動時の活動について意見交換を行います。仮眠までの間に筋力トレーニング等をする隊員もいます。
22時00分 仮眠
仮眠中も夜間の来庁者や電話の対応のため、交代で勤務します。
6時00分 起床、庁舎清掃、車両装備点検、朝食
8時00分 今日の当直勤務者への担当業務引継ぎ
8時30分 交替、業務終了・・・24時間の非番へ

出勤サイクル

24時間勤務をしている消防士の出勤サイクルは、どのようになっているのでしょうか?
ある消防士の勤務サイクル表です。
消防署での当直勤務は、1当直24時間の勤務となっており、当直勤務が終了すると24時間の非番となります。そして、翌日また24時間勤務に就き3回当直すると週休となる基本サイクルを繰り返します。(この他、8週間に一度、調整のための週休が2日間指定されます。)当直勤務者は、土曜日・日曜日・祝日でも当直日にあたっていれば出勤します。
週休とは、いわば会社員の土曜日・日曜日にあたる日です。

出勤サイクル
1 2 3 4 5 6 7
当直 非番 当直 非番 当直 非番 週休
8 9 10 11 12 13 14
週休 当直 非番 当直 非番 当直 非番
15 16 17 18 19 20 21
週休 週休 当直 非番 週休 週休 当直
22 23 24 25 26 27 28
非番 週休 週休 当直 非番 当直 非番
29 30 31        
当直 非番 週休        

消防本部の仕事

消防総務課事務所の様子

消防部(消防総務課・財産管理課・予防課・査察課)

消防総務課では、消防に関する予算編成、消防士の教育計画の立案や福利厚生に関する事務を行います。
財産管理課では、消防士が着ている制服の購入や消防署を建てるための土地の購入等の契約事務や消防車両の更新計画に関する事務を行います。

予防課や査察課では、火災予防イベントの企画・運営、講習会の実施、危険物施設に関する届出の受理、デパート等の消防用設備等の設置・維持管理状態を確認するための立入検査等を行っています。

警防部(警防課・救急課・指令課・安全対策課)

警防課や救急課では、消防署に配置されている消防隊・救急隊・救助隊の総合的な訓練計画、災害時の出動計画、救急救命士の養成・教育計画などの立案、住民への応急手当普及のための講習会の企画・運営等の事務を行います。

この他、静岡市、島田市、牧之原市、吉田町、川根本町から発信される119番通報を受け、消防署への出動指令を出す指令課の仕事や、安全管理に関する施策の企画、調整等の業務を行う安全対策課の仕事があります。

1日のスケジュール(消防総務課)

消防本部に勤務する消防士の勤務スケジュールはどのようになっているのでしょうか?
消防本部での勤務は、いわゆる会社員と同じようなスケジュールになっています。
月曜日から金曜日までの8時30分から17時15分まで勤務して、土曜日・日曜日・祝日が休みとなります。
それでは、ある消防士の1日のスケジュールを見てみましょう。

1日のスケジュール

8時30分

ミーティング

8時40分

担当事務

午後に開催する会議に必要な資料の確認・関係部署との最終打合せを行います。

12時00分

昼食

自宅からお弁当を持ってくる人、配達弁当を注文する人など様々です。

13時00分

会議

今日の会議は、現在進めている「新消防庁舎の建設計画」をテーマに開催します。

15時30分

担当事務

会議結果の取りまとめ、報告書の作成などを行います。

17時15分

勤務終了

明日始まる新しい一日のために、自宅で英気を養います。

トピックス

消防ヘリコプター

航空隊の仕事

静岡消防では、消防車や救急車等の消防車両のほかに、消防ヘリコプター(愛称:カワセミ)を運航しています。
地上からでは現場到着に時間のかかる山火事、山岳遭難や水難遭難、長距離の救急搬送などの災害においては、消防ヘリコプターの機動性を生かした活動を行っています。
また、災害の発生していないときは、消防署の隊員との連携訓練や災害発生時に緊急に離着陸するための場所の調査などを行います。
静岡市消防局では、消防ヘリコプターに搭乗する隊員の他、ヘリコプターの操縦や整備も全て本市の消防士(操縦士・整備士は有資格者の新規採用を行いました。)が行っています。

お問い合わせ

消防局消防部消防総務課人材育成係

駿河区南八幡町10-30

電話番号:054-280-0132

ファックス番号:054-280-0138

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