4 赤石岳周辺 印刷用ページ

最終更新日:
2015年3月26日

写真 赤石岳周辺

A構成・特徴・状態

 赤石岳(3120m)は、南アルプス南部の主峰である。山頂からは南アルプス南部の景観が360度にわたって広がる。山頂部分は比較的低起伏で、赤石帯起源の大小の砂岩岩塊が集積し、北東-南西方向に伸びる延長100m以上の船底状の線状凹地が2列並走している。北東側斜面には、明瞭なカール地形としては日本最南端の北沢カールがある。また西側の山腹斜面は高度差約300mに渡って植生のない広大な岩塊斜面を作る。山頂部の両側の稜線上には、百間平、ダマシ平、大聖寺平などの低起伏地形面も存在している。大聖寺平では周氷河地形のソリフラクションローブが見られる。
【状態】赤石岳は南アルプス南部では最も人気が高く、登山者が多い山である。縦走路および椹島から登る大倉尾根の登山道は良く整備されており、危険箇所は少ない。ただし、小渋川から大聖寺平に至るコースは、渡渉が連続し、増水時には危険を伴う。

B周辺環境

 登山基地は椹島、中継場所としては赤石小屋、荒川小屋、百間洞山の家がある。山頂南東側には避難小屋が設置されている。椹島を基点として、荒川三山、聖岳などと組み合わせた縦走では、最低3泊の山小屋泊が必要だが、変化に富んだ絶好のジオツァーコースとなる。

C価値

 赤石岳は赤石山地の中心部に位置し、海岸に面した政令指定都市である静岡市街から遠望できることからも赤石山地の盟主といえる。山頂からの展望とともに、山頂付近の線状凹地、山頂北東側のカール、山頂西側の岩塊斜面、百間平、大聖寺平、ダマシ平の周氷河現象を伴う平坦地形など地学的見所も多い。

D場所

【位置】静岡市葵区と大鹿村との境界
【緯度・経度】山頂 (N35゜27’40”,E138゜09’27”)

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