26 線状凹地、イトキンスゲ、オヤマノリンドウアースハンモック 印刷用ページ

最終更新日:
2015年3月26日
26 線状凹地、イトキンスゲ、オヤマノリンドウアースハンモック
26 線状凹地、イトキンスゲ、オヤマノリンドウアースハンモック2

A構成・特徴・状態

~特徴~
・茶臼岳北部に位置する線状凹地内の草本植物群落。
・高山雪渓周辺植生であるイトキンスゲ群落に分類され、イネ・カヤツリグサ科の植物が優占し、オヤマノリンドウやミヤマアキノキリンソウもわずかに見られた。
・線状凹地の底には亀甲状土やアースハンモックが見られ、ほとんどがイネ科やカヤツリグサ科、もしくはシモフリゴケなどのコケ植物に覆われている。
~状態~
・上河内岳にかけて二重稜線が形成され、雪田群落などのお花畑に加えて、いくつかの線状凹地が分布している。
・亀甲状土は二重稜線の下方に形成され、大小の礫により多角形の形が綺麗に保存されている。イネ科・カヤツリグサ科の草本群落に被覆されているため、かえって保存状態が良いと言える。

B周辺環境

・線状凹地の底面の他にも、上河内岳にかけて広い亀甲状土帯が分布している。
・草本植物群落や亀甲状土の周辺には、シラビソやハイマツなどの低木・矮性低木林が広がっている。

C価値

 二重稜線に沿って線状凹地が形成され、雪田群落が複数成立している。さらにこの場所では稜線の下方から、線状凹地の底面に至るまで、大型の亀甲状土が保存され、独特の植生が形成されている点で貴重な存在であると言える。
 また、このような構造土自体も、過去から現在に至るまでの、環境の推移を知る上で重要なものであり、化石氷河地としても十分な価値を持っている。

D場所

26 線状凹地、イトキンスゲ、オヤマノリンドウアースハンモック

【位置】
 茶臼岳北部の線状凹地(標高2470m付近)

本ページに関連する情報

本ページに関するアンケート

このページは使いやすかったですか?

本ページに関するお問い合わせ先

環境局 環境創造課 エコパーク推進係

所在地:静岡庁舎新館13階

電話:054-221-1357

ファクス:054-221-1492

お問い合わせフォーム