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更新日:2024年2月15日

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23 シラネヒゴタイーオヤマノエンドウ群集イワツメクサーオンタデ群集

聖岳の南側斜面の写真

A構成・特徴・状態

特徴

  • 侵食が進んだカール地形であるのに加え、周辺の周氷河作用を受けた砂礫、岩屑斜面であり、荒原状の景観を形成している。標高3000mクラスの山岳として、不完全ではあるが、氷河地形をもつ最南部の山である。
  • イワベンケイ、タカネツメクサ、タカネヒゴタイなどのシラネヒゴタイ-オヤマノエンドウ群集や、イワツメクサ-オンタデ群集がまばらに分布する。

状態

最南部の氷河地形を持つ山であるが、3000m付近の氷河地形はそのほとんど(ラテラルモレーン・ターミナルもレーン・カール壁など)が崩壊している。

B周辺環境

  • 西の前聖岳と東の奥聖岳の2峰から成り、西側は崩壊壁、南側は巨大な砂礫地が形成されている。
  • 稜線沿いにハイマツが点在し、砂礫地に高山植物がまばらに分布している。

C価値

最南部の不完全な氷河地形が見られる。氷河地形が崩壊しつつある斜面に、高山低茎植物群落が発達している。
日本列島最南部の高山荒原として価値がある。

D場所

23 シラネヒゴタイーオヤマノエンドウ群集イワツメクサーオンタデ群集の場所

位置】
聖岳山頂南部の砂礫斜面
(標高2980m付近)

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