1 ウラジロモミ・コメツガ・ミズナラ 印刷用ページ

最終更新日:
2015年3月26日
1 ウラジロモミ・コメツガ・ミズナラの写真
1 ウラジロモミ・コメツガ・ミズナラの写真2

A構成・特徴・状態

~特徴~
・[植生] 10m×15mの調査区内に、
     ウラジロモミ9本(直径37cmの大木あり)・コメツガ8本・トウヒ7本
     トチノキ2本・ホオノキ2本・ミズナラ1本(直径45cm)が生育。
・[植生] 樹高1~2m程度の小木はコメツガ・トウヒが多い。
・[植生] 地表面に下草はあまり生育していない。
・[地形] 調査区には比高(底の深さ)が最大2.1mの舟形地形(線状凹地)が見られる。
~状態~
・舟形地形の頂部には大木が多く、側面~底部にかけて小木が多い。
・枯れている(葉の付いていない)枝をもつ樹木はあまり認められない。
・樹木の密集する場所では樹冠が重なり、競合している。
・樹高1~2m程度の小木も枯れている枝は認められない。

B周辺環境

・緩斜面に針広混交林が成立している。
・直径20~30cm程度の針葉樹(ウラジロモミ・コメツガなど)が多く生育する。
・周辺には直径10cm程度の小径木が認められるが、樹高1~2m程度の小木は少ない。

C価値

 舟形地形(線状凹地)は、水が滞留する・雨水が地表流として流れて撹乱される、などの原因で安定した森林が形成しにくい場所となっている。そのため本地域のように周囲に大木が多く、安定化している針広混交林が分布する中、独特の森林景観を作り出している。
 このような場所が、種の単純化の進む森林において、種の多様性の保持に寄与していると思われ、貴重な存在であると言える。

D場所

1 ウラジロモミ・コメツガ・ミズナラの場所

【位置】
 椹島南方,鳥森山の標高1420m付近
【GPS】
 北緯  35°25′30.5″
 東経 138°12′25.0″

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