1 椹島周辺のジオサイト群 印刷用ページ

最終更新日:
2015年3月26日

1 椹島周辺のジオサイト群

A構成・特徴・状態

 南アルプス南部での最大の登山基地は、大井川上流にある椹島である。この椹島の周辺で、容易に南アルプスの地質学的要素を徒歩で見学できるサイト群で、これらには河川争奪地形、線状凹地、白根帯の赤色チャートを含む海洋底岩石、混在岩および寸又川帯の砂岩泥岩互層中の褶曲構造などが含まれる。牛首峠、鳥森山山頂からは赤石沢のV字谷、赤石岳、悪沢岳、聖岳などが遠望できる。大井川が増水していなければ、下流側の河床沿いに四万十帯の地層中に見られる堆積構造と褶曲構造を観察するのも良い。これら各サイトの規模は特筆したものではないが、総合することによって、この地域の地形・地質についての全体的なイメージをつかむことができる。
【状態】椹島を起点として東俣林道を徒歩で移動、各サイトは林道ぞい、途中の登山道、河床、作業道にも入るが、林道からは数分程度である。鳥森山には、椹島から往復三時間程度のハイキングコースが整備されている。牛首峠には、静岡市のホームページで赤石岳の映像をみることができるライブカメラが設置されている。

B周辺環境

 東俣林道は一般車両の通行不可。畑薙第一ダムから東海フォレスト送迎バス乗車、約50分で椹島着。椹島ロッジ泊、その先の二軒小屋ロッジ泊でも良い。椹島にはレストハウスや白籏史朗山岳写真館もある。これらとジオサイト群を使って半日~1日のジオツアーコースを組み立てることができる。二軒小屋からの伝付峠往復コースと組み合わせても良い。車両が使えれば、赤崩や赤石渡付近の褶曲構造の見学を加える。

C価値

 南アルプスの核心部に迫るには、ハードな登山に耐える体力と経験・装備が必要である。ここでのジオサイト群の見学は、ハイキング程度の装備で簡単にこなすことができ、南アルプスの地質の成り立ちと地形の雰囲気を感じ取れる。

D場所

場所

【位置】 静岡市葵区田代,大井川上流
【緯度・経度】椹島ロッジ(N35゜25’53”,E138゜12’28”)

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