平成24年度静岡市芸術文化奨励賞受賞者

石川　清翠（いしかわ　せいすい）様　＜部門＞　書道

書家として書道文化の昂揚及び書道教育の振興を図り、かな作家として中央書壇、県内、地元等多方面に活躍し、数々の賞を受賞している。
その一方で、静岡市民文化祭書道部門審査員や、文化協会会報「文化の風」の編集長を務めるなど、静岡市における書道文化の発展にも寄与している。
これまでの書家としての活動と、静岡市における書道文化の振興への寄与が高く評価され、今後もさらなる発展が期待された。

青嶋　直樹（あおしま　なおき）様　＜部門＞　音楽【チェロ】

静岡を代表するチェリストで、東京をはじめ日本各地で数々の演奏会に出演している。
その一方で、レッスンプロとして活動し、これからの静岡市の音楽文化を担っていく若手の育成にも貢献している。
また、静岡室内楽協会の担い手として、各地での演奏会に出演するとともに、保健福祉センターや、生の演奏に触れることの少ない小中学校での演奏など、社会的活動にも尽力している。
これまでのチェリストとしての活動と、静岡市における音楽文化の振興への寄与が高く評価され、今後もさらなる発展が期待された。

梶田美於バレエ研究所（かじたみおばれえけんきゅうじょ）様　＜部門＞　バレエ

開設以来44年間多くの子ども達のバレエの指導を行っている団体であり、劇団四季、宝塚歌劇、海外のバレエ団、芸能界などで活躍する人材を輩出している。
定期公演や海外公演など、世界各地で数々の公演を行っている。振付や演出においては、積極的に新しいものを取り入れており、現代舞踊の新しい形を発信し、日本固有の現代舞踊の文化を創出しようという意識の高い団体である。
その一方で、静岡市子どもミュージカルにおける舞踊指導など、地域の文化活動にも率先して参加し、静岡市のバレエ文化の振興にも尽力している。
さらに、国際的なボランティア、チャリティ活動などの社会的活動も積極的に行っている。
これまでの活動と、静岡市におけるバレエ文化の振興への寄与が高く評価され、今後もさらなる発展が期待された。

写真：教師　梶田まりあ様